12月6日、中国航発燃気輪機有限公司（中国航空発動機集団と瀋陽市政府の共同出資により2019年4月設立）と遼寧能源投資集団は瀋陽市の装備製造産業が集中する瀋陽市鉄西区政府と戦略協力協定に調印した。鉄西区に国産ガスタービン研究試験発電所を建設する。将来的には分散型エネルギーや天然ガス発電等の分野でも国産ガスタービンの応用を広げ、「一帯一路」及び「走出去」（対外進出）戦略にも呼応して、新エネルギー国際市場の開拓を共同で進める。

　今回協定に調印した三者は遼寧省ガスタービンイノベーションセンターとガスタービンメンテナンス基地の建設を進め、ガスタービンの独自開発と製造を速やかに実現できるようにする。瀋陽市に国家ガスタービンイノベーションセンターを創出し、一流のガスタービン産業基地を建設して、軍民融合産業の高度発展を促進し、新たな原動力を注入する。また、遼寧省のエネルギー構造の最適化、エネルギーセキュリティの確保、ハイエンド製造の発展に対しても推進力を発揮する。

　（中国新聞網 12月6日）