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【新エネルギー】

中国 2019年11月の新エネ車販売量が43.7%減 5ヵ月連続のマイナス 通年マイナスの可能性も (19/12/10)
2019/12/10
中国【新エネルギー】

 中国の自動車市況は依然回復の兆しが見えない。

 中国汽車工業協会の12月10日の発表によると、2019年1〜11月の中国の自動車生産量は2,303.8万台、前年同期比9%減になり、販売量は2,311万台、9.1%減になった。

 新エネ車の不振も続いている。11月の新エネ車生産量は11万台、前年同月比36.9%の減少になり、販売量は9.5万台、43.7%の減少になった。うちピュアEVの生産量は9.6万台、前年同月比29.6%減、販売量は8.1万台、41.2%減。中国汽車工業協会によると、新エネ車の生産量と販売量の前年同月比の伸び率は11月まで5ヵ月連続のマイナスになった。累計生産販売量はかろうじて微増になったが、通年ではマイナス成長になる可能性もある。

 中国汽車工業協会秘書長助理の許海東氏によると、自動車市場の低成長傾向は継続する公算であり、特に新エネ車は補助金引き下げ以降の販売量の低下が著しく、来年も大きなチャレンジに直面する。

 (未来汽車日報 12月10日)