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研究レポート

アジアのエネルギー(その2) 〜アジア主要国の比較・中国の膨大な石炭消費〜
2009/2/26
研究レポート

世界景気後退の影響を受け、世界のエネルギー需給は昨年一年で需給逼迫から需要縮小 による供給過剰へと大きく変化している。また、原油価格も 147 ドル/バーレルから 35 ドル /バーレルへと極端に変動している。しばらくの間は世界不況脱出が関心の的になるであろ うが、景気回復後にはエネルギー問題が控えている。世界のエネルギー需給見通しについ ての専門機関である IEA は 2010 年には石油需要が回復し、2012-13 年には逼迫するという アナウンスを最近行っている。石油を筆頭に世界のエネルギー需給は大きな問題である。