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【新エネルギー】

中国科学技術部長「新エネ車をサポートし政策の連続性を維持」(18/01/22)
2018/1/22
中国【新エネルギー】

 1月20日に開催された中国電気自動車百人会において、科学技術部の万鋼部長は、新エネ車の発展をサポートすると表明した。

 中国電気自動車百人会の発表によると、2017年の中国の新エネ車の生産量は79.4万台、販売量は77.7万台に達し、生産量は53.8%増、販売量は53.3%増になった。中国汽車工業協会の予想によると、2018年の新エネ車販売量は100万台を超える見通しである。

 万鋼部長は、未来の新エネ車はスマート化、純電動化が必然の発展方向になると表明した。

 万鋼部長は次のように表明した。

 車載電池はもっと高いエネルギー密度と安全性が求められ、スマート化システムの面では、アルゴリズムやチップといった最も基礎的で共通性があるキーテクノロジーにもっと重心を移す必要がある。ハイブリッドもレンジエクステンション型など効率の高いハイブリッドに重点を置く。

 政策支援の面では、政策のイノベーションを進めつつ、政策の連続性を維持する。電気自動車の販売枠を引き続き拡大し、路線バスやタクシーでも普及を急ぐ。財政・租税の面では、2020年の電気自動車に対する補助金の撤廃を断固進める一方、財政部、税務総局、工業情報化部、科学技術部は自動車購入税の優遇措置の延長を明確にする。同時に自動車省エネポイント制と応分の奨励制度も速やかに確立する。炭素排出権取引制度やビジネスモデルのイノベーションの支援、新エネ車枠の拡大といった面でも政策を強化しなければならない。

 (中国能源網 1月22日)